バッグや雑貨を仕事にするのは難しい
現在、私が雑貨の販売などのお勉強でお世話になっている『雑貨の仕事塾®』さんが、私がお勉強をしている「クリエイター★ブランディング(旧売れっ子ハンドメイド作家養成講座)」で、103期生を明日26日(日曜日)23時59分まで、期間限定で生徒さんを募集をしています。
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私もこの機会に、私がどんなお勉強をしているのか、マツド先生のところでどうなったのかなどを書かせていただきますね。
とっても楽しく作って、それなりに売れてはいたのだけど…
私がバッグや雑貨を作り自分のブランド*PUKU*を名乗り始めたのは2004年ぐらいです。今年で12年になります。
それまでは20代は広告制作プロダクションのイラストレーターとして、30代以降はフリーランスのイラストレーターとして仕事をしていました。
バッグや雑貨を作り始めた頃は、イラストや広告の仕事に、心身ともに疲れてしまった時でした。自分は主婦でもあるし、しばらくはお金のことを考えずに好きなことをやって暮らそう!と、ある時期イラストの仕事をお休みすることにしました。
2002年ぐらいだったでしょうか。
当時は以前から手芸とか洋裁が大好きだったので、お人形のお洋服を作ったり。陶芸のまねごとをやってみたりもしました。元々バッグが大好きなので、下田直子さんのバッグの本を見ながら、バッグを作ったりもしていました。
バッグ作りはとにかく楽しくて!!思いきりはまってしまいました…!!
「バッグにアップリケで絵を描こう!!」なんて思って、刺繍したりアップリケしたり。ものすごくはまって、色々なバッグを作りました。
そして2004年に*PUKU*を立ち上げてからは、作ったバッグを、最初は絵でお付き合いのあったギャラリーの「絵描きによる手づくりイベント」とか、お友達の絵描きさんたちと絵と雑貨でデザインフェスタに出したりするようになりました。
自分で作ったバッグや布雑貨を売ることが、とにかく楽しかったです。
特に、今の「生地に刷った銅版画でオリジナルのバッグ(や雑貨)を作る」というスタイルになってからは、他にやっている人がほとんどいなかったこともあり、委託ショップさんなどでもよく販売をしていただけました。
ただ。時々思いました。
「これだけ時間と資材を投入して作っても、ほとんど利益は出ていない…。」
おかしい。売れてるのに利益が出ない。
材料に相当の金額をかけているし委託ショップさんなどに何割かをお支払いすると、ほとんど残らないのですね。
ここがイラストレーターの仕事と一番違うことでした。イラストの仕事は、材料はそんなにかかるものではないので、時間をかけて仕事をしたらそれなりの収入になっていましたので。
でも「これは私が作るのが遅いからだ。もっと腕を上げて作るのが速くなったら利益も出て来るはず!」と信じて(本当は薄々信じていなかったかもしれませんが)制作を頑張る毎日でした。
そしてもうひとつ。
「自分の運営するネットショップがオープンしたら、ここで利益が出るはず!」ということも確信していて、頑張る根拠のひとつになっていました。
そして、満を持してオープンした自分のカラーミーショップでの自分のショップサイト。
びっくりしました、全然売れない…!!
何よりもびっくりしたのは、アクセスの少なさでした。
毎日10人ぐらいしかアクセスしてくれません。これでは売れるとは到底思えません…。
うーん、これは何か大きな問題があるはず!でも、どうしたらいいのだろう?
正直、制作で手はいっぱいです。でもショップサイトに登録するのに、写真を撮ったり画像を加工したり、商品登録をしたり。それはそれは時間がかかっていました。
マツドアケミさんにご相談をする
これは一人では手に負えないな…。
なんて悶々としていた時。
ツイッター経由でブログ等を読ませていただいていたマツドアケミ先生に、パーソナルコンサルタントでご相談することにしました。
その時に言われた言葉。
「バッグ、可愛いね!」でした。
そして、私の月間の売上の現状をお話しして「少ないね、もっとずっと上がるはず!」と。
その時には私がそれまで意識をしたこともなかった「ターゲット」とか「コンセプト」などを課題に出していただきました。
そして、当時あった「売れっ子ハンドメイド作家養成講座(今回募集の「クリエイター★ブランディング」の前身)に入塾をその場で決意しました。
それから今までも何回も書いて来ましたが、お勉強の日々です。
私は、バッグや雑貨をいつも「なんとなく」売って来ました。大きな特徴は「銅版画がくっついていること」で、それ以外はあんまり考えることもなく。それまでもブログは毎日に近いぐらい更新していたし、ツイッターやフェイスブックもやっていました。でも、それが「どんな効果をもたらすか」などはあまり考えないで「みんなやってるから私も…」ぐらいで。
また、値段の付け方なども「なんとなく」でした。自分と同じようなものを作る人の値段を見て「私のは銅版画が付いてるから少し高めにしよう」ぐらいの感じ。今では当たり前のように考えている「原価率」とかイベントなどにおける「商品構成」とか。
それまではきちんと考えたこともなかったことを、いっぱい教えていただきました。
人と一緒に仕事をすることを学ぶ
あとはなんといっても、マツド先生には「一人でやってると限界がある」ということを教えていただきました。
人に助けてもらうこと。
これが自分が変わった一番大きなことだと思います。
以前一人でやっていたときは「私の手が遅いから利益が出ない、仕方ない」と思って、落ち込むこともしばしばでした。
今は色々なことを人に手伝っていただいています。
バッグや雑貨の制作はアシスタントさんたち。
ウェブショップのことはアメリカに暮らす姉とか姉の夫、ウェブデザイナーさん。
沢山の人の手を借りて、少しずつ*PUKU*は成長して来ました。
今では、個展や催事などで売上目標を立てると、大体は達成が出来るようになりました。
そういえば以前は「個展や催事等に来ていただけでありがたい。購入していただけるなんて恐れ多い、そこに目標を作るなんておこがましい」なんて思っていましたけど。
今でもそんな気持ちもないことはないのですが。
*PUKU*の作品は私一人じゃなくて、みんなに助けてもらって作っているのですもの。
気に入っていただけるお客様に、喜んでご購入していただけるように、最後まで売るための努力はしないと、作品たちにも申し訳ない!と思うようになっています。
一流ブランドやメーカー品とは違うけど、とっても愛情がつまった世界にひとつしかない個性的なバッグたちです!是非使ってみて下さい!!とアピールしなくては、と。
今こうやって書いてみて、イラストレーターの頃だって仕事をいただくための努力はしていたなーなんて思い出しています。
営業です。
自分の作品をファイルにして、お仕事を下さりそうなデザイナーさんや出版社さんを探して、アポイント取ってこつこつ、回ったなーと。
その時には当然ながら「あんまり自信ないんです、仕事なんていただけなくて良いんです、見ていただけるだけで…」なんて思ってませんでした。
言葉に出さなくても「絶対良い仕事しますから、お仕事下さい!」ぐらいの気持ちはあった気がします。
自分を信じられるようになった
ところで、マツド先生のところでのお勉強で、とても解りやすいなーと思うことは、マツド先生がご自分の経験を元に解りやすく教えて下さることです。
ご自分がアリヴェデパールのプロデュースをなさった頃の体験だったり、今現在マツド先生が実施している「雑貨の仕事塾」のお仕事であったり。
やっぱり一流のお仕事をなさっている方のセリフは、重みが違うな〜といつも思います。
私は丸4年マツド先生に色んなことを教えていただいていますが。
アドバイスをいただいたことはすぐには実行が出来ないことが多いです。
自分はのろまというか物事をスピーディーに出来るタイプではないので…。
ただ、数ヶ月、時には一年以上経ってから、「ああ、これはそういうことだったんだ…」と改めて理解して、実践出来ていることも多々あります。
マツド先生のところでお勉強をさせていただくようになって、かなり自分を信じられるようになって来ました。
現在、私が雑貨の販売などのお勉強でお世話になっている『雑貨の仕事塾®』さんが、私がお勉強をしている「クリエイター★ブランディング(旧売れっ子ハンドメイド作家養成講座)」で、103期生を明日26日(日曜日)23時59分まで、期間限定で塾生を募集をしています。
http://zakkazakka.com/?page_id=14984
塾生の募集は不定期ですので、この機会に是非、参加なさって下さいね♪