苦労してます、銅版画の色

2016-05-17 | Posted in Illustration, 銅版画Comments Closed 

乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ&雑貨*PUKU*(ぷく)へようこそ!
バッグデザイナーのyuumo(ゆうも)です。

 

昨日は私のオリジナルイラストの銅版画を、シルクに刷りました。
この銅版画を加工して制作したパーツは、*PUKU*の命のような存在です。

 

 

銅版画に使う色

私の銅版画、渋い茶系の印象が強いと思いますが、このぐらい色を使っています。

160517_02

ひとつに色を作るのには、4〜5色のチューブから出した銅版画の絵の具(インク)を混ぜます。
ヘラはダイソーで売っている硬めのシリコンのヘラが使いやすいです。

160517_03

まず銅版の上に色を乗せます。その時にはぐいぐいと摺り込みます。
その後絵の具をこそぎ落として、プレス機で刷ります。

160517_04

昨日はこの版を刷りました。
綺麗に刷れて良かった!

 

絵の具の色は作った色と刷り上がりが違う

そうそう。
銅版画をやったことがある人ならば解るのですが。

絵の具を混ぜて作った色と刷った後の色は違うのです。

160517_01

こちらは絵の具を混ぜて作った色。
刷り上がった時に好みの色が出来たら、紙にその色を塗って色見本を作っています。
次回からはその色見本に合わせて色を混色します。

で、この色見本は出来た絵の具を直接紙に塗ったものなのですが。
銅版として刷ると色が変化します。

 

例えば、この色見本の一番上の色の赤。
結構渋い茶系の赤なのですが。

160517_07

刷り上がりは茶系というよりは普通に赤ですよね。

 

色見本上から2色目は黄色というよりは黄土色。
カレーみたいな色ですよね?

160517_05

でも刷ってみるとこんな風に黄色が強く感じられる色になります。

160517_06

こちらは赤、黄色、グリーン。
色見本よりも発色よく色が出ました。

 

毎回色見本に合わせて色を作る度に、「こんなに渋かったっけ…」と一瞬不安になるのですが。
刷ってみると自分の出したかった色になるので、ちょっと不思議です。

銅の中に入るので、絵の具が銅と反応して変化するらしいのですが…。
毎回刷ってみるまでは、どんな色が出て来るかが解りません。

初回の刷りで満足したことはないです(T△T)

 

こういうところも私がどっぷりと銅版画にはまる理由なのかも!

 

 

バッグデザイナーのゆうもでした♪

 

*PUKU*ツイッター
@yumo22
https://twitter.com/yumo22

*PUKU*インスタグラム
@puku_bag
https://www.instagram.com/puku_bag/

是非是非フォローをお願いします♪

■*PUKU*のメールマガジンです。
可愛い作品やラフスケッチなどの画像がいっぱいのHTMLメルマガです。
月に2〜3回程度発行をしています。
メルマガのご登録は下記のバナーよりお入り下さい。

melma_bn_300200
※もし登録をしているのメールマガジンが届かないという方は、下記のフォームよりお知らせ下さいませ。
https://secure.shop-pro.jp/?mode=mailmaga&shop_id=PA01140499

■オンラインショップにはこちらのバナーからお入り下さい!

shop_img_05

 

 

〈自己紹介〉

*PUKU*バッグデザイナー yuumo(ゆうも)森 祐子 神奈川県在住。猫好きです、愛猫はカノン。

*PUKU*(プク)は、猫やうさぎなどの動物の絵柄のモチーフの付いた、使いやすく高級感あるバッグや雑貨を販売しているブランドです♪

「乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ&雑貨」をコンセプトに、バッグと雑貨を制作・販売。思い出の小道や黄昏時、猫を拾った帰り道、野の花で作った花冠。そんな乙女ココロを大切にしたい女性のために、バッグデザイナーyuumoが1点ずつ銅版画で描き、ロマンチックな絵本みたいなバッグや雑貨を作りました。本革、着物の古布、上質なインポート生地、手染めしたシルクなどを贅沢な素材を使い、セピア色の風合いにこだわっています。
布花もお勉強していまして、最近はオリジナルの銅版画と布花を組み合わせて、布花コサージュなども作ってます。


ライブに行くのが大好きです!好きなミュージシャンは小沢健二、スピッツ、フジファブリック、クリープハイプなどなど。

 


この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます