うさぎとバラの絵柄の銅版画を制作してます！

昨日は町田版画美術館での一般開放での制作でした。
この夏少しずつ制作を進めていた銅版画が、ようやく完成しました♪

「乙女ココロ　浪漫ちっく」をコンセプトにバッグや雑貨を制作している、バッグデザイナー＊PUKU＊（プク）のゆうもです。
今日は昨日完成したうさぎの銅版画の、完成までの過程をお見せします！

神奈川県からお届けします。

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ロゴマークにしたうさぎちゃんを銅版画にします♪

作っていたのはこちらの銅版画。

見覚えありますよね？
先日ご紹介したショコラボックス・畑牧子さん主催の【社団法人　日本うさぎ羊毛フェルト協会】のロゴマーク。

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ロゴマークは文字を入れてこんな感じに完成しています！
なかなか可愛らしく仕上がってますよね♪

このロゴマークに関しての記事はこちらです。

【日本うさぎ羊毛フェルト協会のロゴマークを描きました】
http://pu-ku.net/archives/7046

このロゴマークのうさぎちゃんを、銅版画に仕立てます！

うさぎちゃんのモデルはロゴマークを発注してくださったショコラボックスさん。
ショコラボックスさんにも応援していただいて、制作を進めました。

今回、あんまり制作工程をきちんと撮影していなくて…。
ざっとのご紹介になりますが、銅版画の制作工程をご覧くださいね。

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銅版画の制作工程

まずは第１段階のエッチングが終了したところ。
黒く燻した防蝕剤のグランドを溶剤で溶かして、線が出てきました。

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いきなり飛びますが、こちらは第３回目のエッチングが終わったところ。
第１回目と比べると、少し線が強くなってるのがわかりますか？

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版全体はこんな感じです。
私はいつも大きめの版に描いて、最終的にもう少し小さく銅版を銅版カッターでカットします。

エッチング（ニードルでの描画を腐蝕する）が終わったら、今度はトーンを入れます。
この後にソフトグランドエッチング（ハードエッチングに比べると弱い線が出る）とアクアチント（松ヤニの粉をかけて定着させてから腐蝕する。トーンをつけることができる）を施しました。

そしていよいよ試し刷りです！

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試し刷り、その後本刷りへ…

試し刷りは、とりあえず版の状態を見るためなので、一番線もトーンもくっきり出る黒のインクで画用紙に刷ります。

おおおお！悪くないです〜〜！！
うさぎちゃんのお顔の表情がなかなかいい感じ〜！！

バラの部分もしっかりトーンが入っています。

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こちらはリボンがオレンジ色のバージョンです。

うーん、ちょっとオレンジが生っぽいかな…。
もう少し彩度を落としたい。ここはゴールドにしよう。

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そしてリボン部分をゴールド＋赤で刷って完成！！
うん、こんな感じでOK！ちょっとリボンの形がわかりにくくなったんで、次回はゴールドをもう少し茶色寄りにしよう。

でも納得いく刷り上がりになりました。

さー、あとは個展に向けてバッグをガンガン作ります！！

s.最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
乙女ココロ　浪漫ちっく　バッグ&雑貨の＊PUKU＊（ぷく）のバッグデザイナーのゆうもでした！

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