買ってよかったバッグ制作の道具の話

2020-09-16 | Posted in Others, アトリエよりComments Closed 

昨日の夜から、念願の新作のショルダーバッグ制作に入れました!

数年前に購入した既製品のショルダーバッグがすごく使いやすいので、そのバッグをリスペクトしています。

購入したバッグは無地なんですが、今作ってるバッグはレトロな雰囲気の花柄にする予定。

どんなバッグになるか、自分でもワクワクしています!

 

「乙女ココロ 浪漫ちっく」をコンセプトにバッグや雑貨を制作している、バッグデザイナー*PUKU*(プク)のゆうもです。

今日は私のお気に入りのバッグ制作の道具のことを書きますね。

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インスタライブでお気に入りの手芸道具をご紹介♪

前回のブログで告知をさせていただきましたが。

先週の木曜日の夜にアクセサリー作家の「ビーズミシェル」の美里さんと、スワロデコ作家の「マーメイドビジョン」のともちゃんこと野中ともかさんのお二人で主催している、インスタグラムライブにゲスト出演させていただきまして、無事に終了しました。

このインスタライブは美里さんとともちゃんが毎月配信しています。

今回のお二人のインスタライブのテーマは「おもしろ&便利 手芸道具12個」ということで、私も2種類のお気に入り道具をご紹介しました。

このライブの様子はアーカイブで見ることができます。ともちゃんのインスタから入れます。

【野中ともかさんのInstagram】
https://www.instagram.com/tomokanonaka/

4名の作家のおすすめのお道具を見られますので、ぜひお楽しみください。

今日はそのことを書きますね。

 

アンドレザーで購入の糸切りハサミ

私が昨夜ご紹介をしたのは2種類の道具。

ひとつめはアンドレザーさんという革ショップで購入をした糸切りバサミです。

こちらは『アンドレザー』という日暮里の革のショップで売っている糸切りハサミです。ツイッターで購入している人の投稿を見てずっと気になってました。

それが先日の帽子教室の『シンプリン』さんのワークショップでこちらのハサミを使わせていただきました。
すごくよく切れて使い勝手がよくて。

即、購入するために買いに走りました!

1個300円でこの切れ味。最高です!!

 

手製のニードルケース

そしてもう一つのオススメの、私の手作りの革のニードルケースは、こちらです。

私が行っているバッグの学校ではこんなケースに針を入れて保管をしているんです。先生が手作りしているのかな?

これがとっても便利なので私も真似をさせていただきました。

 

高さの違う2枚の革を縫い合わせているだけのシンプルなケースなのですが、格段に作業効率が上がりました。

ミシンを使っているとしょっちゅう針を交換しなくてはならないのですが、それまでは一回ずつ小さなミシン針のケースから出したりしまったりでかなり大変でした。

このケースの小さな仕切りに、種類とサイズで分けてミシン針を一本ずつ入れています。

この写真みたいに厚手の革で作ると針が抜けにくくていいですよ。薄手の革だとちょっと針が抜けやすい感じがしました。

 

裏にはマグネットを貼って、工業用ミシンに貼って使っています。

 

一文字打ち台

実は私は、これ以外にご紹介をしたい道具があったんです。

ただ、サイズが大きくて撮影がしにくくて、配信の直前にボツにしました。それは何かと言いますと…。

「打ち台」です。私が買った打ち台の正式名称は「一文字打ち台」です。

これを何に使うかというと、金具の取付とかポンチで穴を開ける時にハンマーを打つ時の台になります。

バッグを作るときって、カシメを打って金具を取付たり、底に鋲を売ったり、革などに穴を開けたりと、ハンマーを使って「打つ」という作業が数多くあるんです。

私の自宅アトリエはマンションの2階なので、こういう作業で「打つ場所」を探すのにはかなり苦労しました。

最初はデスクの上にマットを置いて打ったのですが、力が逃げてしまうのでなかなかうまくカシメなどがはまりません。音もかなりするので、昼間にしか打つ作業はしなかったのですが、下の階の人から管理人さんを通して苦情が来てしまったこともあります。

 

それで「ハンドプレス」という金具を取り付ける専門の工具を購入しました。

このハンドプレスはカシメとかハトメなど、アイテムによってパーツを交換して使います。赤いハンドルを下に下げると、てこの原理で先端に力が入ってガッチリと金具がはまります。力のない私でも楽々使えました。

先端に付いている「コマ」を交換したら、カシメの他にハトメなどにも使えます。穴あけポンチになるコマもあります。

このおかげで、ほとんど「打つ」作業をすることはなくなりました。

 

ただそれでも、打つ作業をしなければならないシチュエーションは時々出てきます。

そんなときは仕方ないので作業する時間を考えて、デスクの上にゴムを敷いて打ってきました。

 

それが昨年からバッグの学校に通うようになって、「一文字打ち台」の存在を知りました。

頑丈な金属でできているので打った時に力が逃げないことや、打つ時の台の形が細長いのでバッグ関係の金具が打ちやすいことがわかりどんどん欲しくなりました。

ただ、この打ち台は結構高価なんです。送料も含めると10000円以上かかります。

それにそれなりに場所を取るんですよね…。
私のアトリエは5畳程度ととても狭いので、あまり道具を増やしたくはありません。

でも自宅で作業をしていて「打つ」シチュエーションになるたびに「ああ、欲しい」と思うようになり。買うかどうかは数ヶ月悩みましたが、今年の3月に購入をしました。

 

そして現在使っているのですが。

これは買ってよかったです!打つことを目的に作られた台なので、打った時の安定感がすごい。

カシメは力が逃げてしまうと何回打っても後で取れたりしてしまうのですが、この打ち台を使えばハンマーで3回も打てばしっかりはまります。

ハンドプレスはパワーはあるけれど加減が難しいのですが、打ち台で打つ時は様子を見ながら力を加減できるのがいいです。

この一文字打ち台には天板と同サイズのゴム板も付いているので、騒音もそんなに気になりません。もっと早くに導入したらよかったと思いました。

 

私が通っているバッグ学校のブログでこの打ち台を使って作業をしている記事が掲載されていましたので、ご紹介しますね。
https://www.bag-artist.jp/fswp/blog/2016/12/08/post-436

 

stand.fm『買ってよかったバッグ制作の道具』

今回の買ってよかった道具の話は9月11日にstand.fmで配信をしました。

『#37 【制作裏話】私が買ってよかったバッグ制作の道具』
https://stand.fm/episodes/5f5cd6c38ef87b7f3345ad40

こちらも併せてお聴きいただけましたら嬉しいです!

 

PUKUのチャンネルはこちら⬇

【バッグデザイナー*ゆうものラジオ】
https://stand.fm/channels/5ea4e49df654bbcab487711f

最近は3〜4日に一度配信しています。

リンクをクリックしていただいたらそのままウェブ上で音声を聴けます。いいね!とかレターなどをいただけましたら嬉しいです。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

乙女ココロ 浪漫ちっく バッグ&雑貨の*PUKU*(ぷく)のバッグデザイナーのゆうもでした。

 

*PUKU*オンラインショップは、私が写真を撮影して画像加工して、それをアメリカで暮らす姉がショップサイトに商品登録して、最終的に私が説明文を書き足してアップしています。最近は毎月1回は新商品をアップしています。

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〈自己紹介〉

*PUKU*バッグデザイナー yuumo(ゆうも)森 祐子 神奈川県在住。猫好きです、愛猫はカノン。

*PUKU*(プク)は、猫やうさぎなどの動物の絵柄のモチーフの付いた、使いやすく高級感あるバッグや雑貨を販売しているブランドです♪

「乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ&雑貨」をコンセプトに、バッグと雑貨を制作・販売。思い出の小道や黄昏時、猫を拾った帰り道、野の花で作った花冠。そんな乙女ココロを大切にしたい女性のために、バッグデザイナーyuumoが1点ずつ銅版画で描き、ロマンチックな絵本みたいなバッグや雑貨を作りました。本革、上質なインポート生地、手染めしたシルクなど贅沢な素材を使い、セピア色の風合いにこだわっています。


ライブに行くのが大好きです!好きなミュージシャンは小沢健二、スピッツ、フジファブリック、クリープハイプなどなど。


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