紙と版画と活版印刷
こんばんは、乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ&雑貨 *PUKU*(ぷく)へようこそ!
バッグデザイナーのyuumo(ゆうも)です。
◆紙談義で盛り上がる
29日は、紙のコンシェルジェ・スワンさん紙と版画と活版印刷にご招待していただいて、紙会議に参加して来ました!
紙が大好きな作家さんたちで集まって、紙談義。
今回初参加でした!
集まった作家は8名。
みんなでわいわい、熱く紙のことを語り合いました♪
その中に、活版印刷のmefropress(メグロプレス)さんがいらっしゃいました。
活版印刷でカードなどを制作する作家さんです。
私、活版印刷がすごく好きなんです。
凹んだ線がとっても可愛らしくて。
興味はあるのですがよく知らなかった活版印刷のことを、メグロさんにあれこれ教えていただきました!
活版印刷、奥深いなあ…。
◆活版印刷の現場を見学する
お茶の水でランチした後は、エナコロンのあっちゃんにご紹介していただいて、真映社さんを見学させていただきました。
真映社さんは、凸版印刷や製版をなさる会社です。
下の写真は、活版印刷機。
今回はカクタさんに、「エボリューションアドバンス」という小さなプリンターで実演していただきました。
インクを練り、版にローラーで乗せて、刷るという作業です。
まずはインクを練り練り。
ローラーに均一つくようになるまで練ります。
これひとつとっても手間ひまかかるんですよね…。
こちらがエボリューションアドバンス。
手前のダイヤルでかかる圧を変えます。
奥にハンドルがあって、くるくる回して刷ります。
…すみません、写真が解りにくいです(T△T)
スワンさんのブログのこちらの記事で、とても解りやすく説明をして下さっています。
レトロ可愛い!線の細さを実現したい〜活版印刷のご紹介
http://ameblo.jp/swanphotobook/entry-12044900777.html
カクタさんに、刷り立てほやほやの名刺をいただきました!!
線が凹んでいるのが解りますか?
このエボリューションアドバンスは優れもので、エンボスを付けたり紙をカットしてりも出来ます。
なんかこの機械、原理は銅版画のプレス機と似てるなぁと思ってカクタさんに伺ったら。
活版の刷りが銅版画のプレス機で可能らしい…。
なぬ!?活版印刷がうちで出来るかも!?
ときめきます〜〜!!
今度神保町で『活版Tokyo』というイベントがありますので、その時にあれこれお伺いして来ようと思ってます。
それから、お仕事をなさっている現場も見学をさせていただきました。
うう、これは前に所属していた工房にあった大きなプレス機に似ている!!
印刷所のにおいも、懐かしの版画工房とよく似ている…。
活版印刷が素敵だなぁと思うのは、何度も書きましたが線が凹むところ。
銅版画は線が盛り上がるので、逆なんですね。
私は、こういう決してデジタルのプリンターでは出せない「生きた」線が大好きです。
活版印刷はひと昔前の印刷技法です。
現在の印刷技法のオフセットとは随分違います。
大量生産に向きません。
でも、それだけに一枚一枚にたくさんの「想い」のこもった線の印刷物が出来上がります。
職人さんたちが長年積み上げて来た素晴らしい技術を、もっともっと知りたい、そして生かしていきたいと思いました。
*PUKU*のバッグデザイナーのゆうもでした!
■*PUKU*のメールマガジンです。
可愛い作品やラフスケッチなどの画像がいっぱいのHTMLメルマガです。
毎週金曜日頃に発行を予定しています。
メルマガのご登録は下記のバナーよりお入り下さい。
※もし登録をしているのメールマガジンが届かないという方は、下記のフォームよりお知らせ下さいませ。
https://secure.shop-pro.jp/?mode=mailmaga&shop_id=PA01140499
■オンラインショップにはこちらのバナーからお入り下さい!
〈自己紹介〉
*PUKU*バッグデザイナー yuumo(ゆうも)森 祐子 神奈川県在住。猫好きです、愛猫はカノン。
「乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ&雑貨」をコンセプトに、バッグと雑貨を制作・販売。思い出の小道や黄昏時、猫を拾った帰り道、野の花で作った花冠。そんな乙女ココロを大切にしたい女性のために、バッグデザイナーyuumoが1点ずつ銅版画で描き、ロマンチックな絵本みたいなバッグや雑貨を作りました。本革、着物の古布、上質なインポート生地、手染めしたシルクなどを贅沢な素材を使い、セピア色の風合いにこだわっています。がまぐちバッグを作ることが多いです。
ライブに行くのが大好きです!好きなミュージシャンは小沢健二、スピッツ、フジファブリック、クリープハイプなどなど。