愛されたバッグたちに命を吹き込む
こんばんは、乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ&雑貨 *PUKU*(ぷく)へようこそ!
バッグデザイナーのyuumo(ゆうも)です。
◆バッグのハンドルを交換しました
先月、お友達の画家さんのバッグの修理をしました。
修理というか、ハンドルの交換です。
お友達は、とても物持ちのいい人で、今回お預かりしたバッグは、どちらもハンドルがぼろぼろになるまで使い込まれていました。
3〜4年前にお預かりしたのだけど、なかなか直す時間が取れなくて…。
自分で作ったバッグだったら、「これは大変!!」とすぐ直すのですが。
ついついお友達の「いつでも良いよ、本当にごめんね」というお言葉に甘えて、ずるずる先延ばしにしていました。
でも、先月で退会をした工房のお友達なんで、私が工房をやめてしまったらなかなか気軽には会えなくなります。
ついに重い腰を上げて、ハンドルを交換しました。
こちらのバッグは、作家さんの木版画を生地に印刷をして、それをバッグに仕立てたそうです。
潔い黒の版画が素敵です。
グレーのハンドルは私が問屋さんで購入して来ました。
モノトーンのバッグとのバランスが良いですよね。
使い込まれたハンドルはこちら。
お友達が手縫いをして自分で修理をした後が見受けられました。
こちらは羊の革かな?とても柔らかな上質な革のバッグでした。
お友達はフリーマーケットで購入したとのことです。
A4サイズのファイルが入るし、内布もカラフルで素敵なバッグでした。
こちらのハンドルは、私が以前使っていた牛革のハンドルをボンドとカシメで留めました。
牛革は床面をしっかり、トコノールで塗りましたので、後でぽろぽろと取れてしまったりはないと思います。
こちらは外した後のハンドル。
かなりぼろぼろになっています…。
貼り合わせた革が剥がれてしまっていました。
お友達はとっても喜んでくれました☆
この写真は、お友達撮影。
これからまた、長く使ってくれそうです。
普段は、私が作ったバッグ以外の修理はお受けしておりません。
仲のいいお友達で、私も色々なことでお世話になっていますので、修理をさせていただきました。
自分が作ったバッグ以外のバッグを直すのは初めてでしたが、ハンドルの付け方の構造などが解って面白かったです。
特に、白いバッグの方は、こういうハンドルを使うのは初めてでしたが、すごく良い感じのバッグになるのが解り、いつか使ってみようと思いました。
しかし、ハンドルの交換をしたら、バッグが生き返ったことに驚きました。
新しく生命が吹き込まれた感じ。
今は付録でバッグが付いて来ます。
何千円も出さなくても、それなりのバッグは買えてしまいます。
今回は私が直せましたが、普通はハンドルがほつれたことで処分されてしまうのでしょうね…。
私が修理に使ったハンドルは、問屋さんで格安で手に入ったものと、私が以前使っていたものなので安く出来ましたが。
もし自分で付け替えようと考えて、街の手芸用品店で交換するハンドルを買ったら結構なお値段になってしまうでしょう。
「こんなにするんなら、新しいのを買った方が安い」みたいに思うかも。
友達がとことん気に入って使いこんで、ぼろぼろになったけど捨てるのが忍びなくて私に頼んでくれたバッグたち。
そこまで愛されるなんて、幸せなバッグだなあと思いました。
私も、お客様にそこまで愛されるバッグを作っていきたいです。
とことん愛されて、幸せに生命を全うするバッグを、作りたいです。
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〈自己紹介〉
*PUKU*バッグデザイナー yuumo(ゆうも)森 祐子 神奈川県在住。猫好きです、愛猫はカノン。
「乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ&雑貨」をコンセプトに、バッグと雑貨を制作・販売。思い出の小道や黄昏時、猫を拾った帰り道、野の花で作った花冠。そんな乙女ココロを大切にしたい女性のために、バッグデザイナーyuumoが1点ずつ銅版画で描き、ロマンチックな絵本みたいなバッグや雑貨を作りました。本革、着物の古布、上質なインポート生地、手染めしたシルクなどを贅沢な素材を使い、セピア色の風合いにこだわっています。がまぐちバッグを作ることが多いです。
ライブに行くのが大好きです!好きなミュージシャンは小沢健二、スピッツ、フジファブリック、クリープハイプなどなど。