町田国際版画美術館でエッチングをしました

2016-08-25 | Posted in Illustration, 銅版画Comments Closed 

『乙女ココロ 浪漫ちっく バッグ&雑貨 *PUKU*(プク)』のバッグデザイナーのゆうもです。

 

今日は快晴!@神奈川県♪
暑いけど、一時期の死ぬのではないかという暑さでもなく、このくらいなら許せる感じ。
気分爽快!!

…と思ったら、台風10号がまた戻ってくるらしいですね!?
この土日は遅い夏休みで、恒例の山中湖の夏フェス『Sweet Love Shower 2016』に行く予定なのに…。
27日、28日がフェスで、29日はちょこっと御殿場あたりで遊んでから帰ろうかなぁなんて計画なんですが。

予報によると27、28日はなんとか曇りで、29日が今週以上の台風になるとか?
きゃ〜 大丈夫かしら…。

 

町田国際版画美術館での制作デー♪

 

と台風の心配をしつつ。
今日は町田国際版画美術館で、一般解放で工房を予約しての制作の日でした。

 

160825_02

お天気いいと、版画美術館までの道がとっても気持ちいいです。
ただ、道にいっぱい、葉っぱのついたどんぐりが落ちてて。
台風で落ちちゃったんでしょうね…。
いかにも若そうな緑色のどんぐりがいっぱい落ちてました。

なんか可哀想ですね。

 

工房では前回の続きから。

前回、こんな風にエッチングしてました。

160825_06

コスモスと猫。
右側に写ってるニードルでコリコリと描きました。

 

今日はもう一枚の版も進めました。

160825_01

こちらはスミレと猫。
グランドをかけた銅版にテーパーをかけてから(ロウソクの煤(すす)で真っ黒く燻すこと)描きます。

時々「エッチングする時って力がいるんですよね?」と聞かれます。
金属の銅にくっきりと線が刻まれているので、力が入るように思われるようです。

この段階では、力はほとんど入れてません。
ほんの少しの力で線を描けます。

「ドライポイント」という、版に直接描く技法の時はかなり力を入れることになりますが…。

 

とりあえず描き終わったら腐蝕液(塩化第二鉄)に版を入れます。
私は初回は20分ぐらい。
それから腐蝕させたくない部分をニス止め(私は油性ペン「マッキー」で止めてます)して30分腐蝕液に入れて、再度腐蝕止めして30ぐらい入れました。

見た感じ、腐蝕は出来てるようでしたので、グランドを落としました。
銅版がお目見え!

 

じゃじゃ〜〜〜ん!

160825_04

160825_03

初回はこんな感じかな?
一番こだわってるのは猫の表情。大きなミスはないようです。

これではまだまだ線が頼りないので、またグランドをかけてニードルで描いて腐蝕液に入れるという、同じ作業をあと2回ぐらいします。

 

エッチングの腐蝕待ちの間は時間があるので、持参した銅版がのラフを手直ししていました。

160825_05

10月の祐天寺の個展のテーマは『ブレーメンの音楽隊』にしようと思ってます♪
なかなかいい感じに描けてると自画自賛。

こちらも同時進行で進めます!

 

バッグデザイナーのゆうもでした♪

 

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〈自己紹介〉

*PUKU*バッグデザイナー yuumo(ゆうも)森 祐子 神奈川県在住。猫好きです、愛猫はカノン。

*PUKU*(プク)は、猫やうさぎなどの動物の絵柄のモチーフの付いた、使いやすく高級感あるバッグや雑貨を販売しているブランドです♪

「乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ&雑貨」をコンセプトに、バッグと雑貨を制作・販売。思い出の小道や黄昏時、猫を拾った帰り道、野の花で作った花冠。そんな乙女ココロを大切にしたい女性のために、バッグデザイナーyuumoが1点ずつ銅版画で描き、ロマンチックな絵本みたいなバッグや雑貨を作りました。本革、着物の古布、上質なインポート生地、手染めしたシルクなどを贅沢な素材を使い、セピア色の風合いにこだわっています。
布花もお勉強していまして、最近はオリジナルの銅版画と布花を組み合わせて、布花コサージュなども作ってます。


ライブに行くのが大好きです!好きなミュージシャンは小沢健二、スピッツ、フジファブリック、クリープハイプなどなど。


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