２枚の銅版画、先に刷ったのはどちら？
こんばんは、乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ＆雑貨 ＊PUKU＊（ぷく）へようこそ！
バッグデザイナーのyuumo（ゆうも）です。
現在、ボストンバッグを制作中。
今回作っているのは銅版画『空から降って来る音』を使います。
銅版画のストックを探していたら、２年程前に刷った同じ作品を発見。
この２枚。
全く同じ版なのですが、使ったインクの色が違うので随分違った印象ですね！
さて、問題です。
手前を奥と、どちらが２年前の銅版画でしょうか？
…はい、答えです。
奥の銅版画が２年前に刷ったものです。
こうやって見ると、随分使っている絵の具の色が違いますね。
最近の方がより渋くなっています。
一番差が出てるのはグリーンの部分。
２年前にはかなり発色良い色で刷ったのでした。
確か刷った直後に「わわ、緑が生っぽい色になった…」と思った覚えが。
それはそれで悪くないかなと思って保管したのですが。
最近は全体的にアンティーク調の色合いにしています。
その方が私の使う生地とか金具などと相性が良いみたいですので…。
版画は、使う色によって、全く違う作品みたいに見えるのが面白いです。
微妙な違いでしっくり来たりイマイチだったり。
２年前の銅版画も、元気のいい色の生地でバッグを作ったら使えそうです。
どんなバッグになるか、注目していて下さいね☆
