作るのが苦手なブルーと過去の作品
今日は町田版画美術館の一般開放での制作でした。
今回はセミオーダーしていただいているアイテムの刷りをして来ました。
今日はインクの「色」のことを書きますね。
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作るのが苦手な色
私が使っているのは銅版画インクです。
国産の銅版画インクを複数色混ぜて色を出しています。
その中には、作るのが苦手な色があります。
実はこの色なんです!
マリンブルーを淡くした感じの色合い。
この色を作るのには、コバルトブルー+シルバーが中心なんですが。
それだけだと生っぽくて発色が良すぎるので、少しだけ反対色のバーミリオンを足しています。
そうしたらこのブルーができるはずなんですが。
毎回毎回、グレーっぽくなりすぎてしまうので、コバルトブルーを追加して混ぜ合わせます。
なかなか理想の色にならずに、どんどん作る色の量が増えていきます💦
ようやく出来上がっても、使うのはほんの少しなんですけどね…。
刷り上がりはこの通りなんですが。
あのブルーはどこ行った?って感じなんですが、すみれ色のラベンダーカラーの中に、少しだけブルーが混ざってます。
苦労して色を作ってる割には、見える部分は少ないですよね。
でも、すみれ色の中に、ほんの少しだけブルーが入ることで、色に奥行きが出るのです(そのはず)。
今日刷ったのはこの12点。
どの銅版画なのかわかるあなたは、かなりの「*PUKU*通」ですね!
ちなみにこの中で、手前の楕円の銅版画は刷り上がったらこうなりました。
この銅版画は『すやすや・三毛』です。
制作をしたのは確か2002年です、15年前!
この猫を制作した当初は、まだバッグを作ることはなく、銅版画は紙に刷ってました。
その頃、手のひらに乗るようなサイズの小さな銅版画を紙に刷って、それを小さな額縁に入れて販売していました。
他にも何点も猫の銅版画を作りましたが、今見ても「まあいいかな?」と思えるのはこの1点のみ。
モデルはうちの先代猫のプリンちゃんです。
最近作ってる版画と比べると、タッチが違いますね。
本当はもう少し手を入れたいところなのですが。
以前指導をしていただいた講師の方に「過去の作品に手を入れると収拾がつかなくなるからいじらない方がいい」とアドバイスをいただき、そのまま使っています。
これも私の「軌跡」なのですね、ちょっと照れくさいです…。
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乙女ココロ 浪漫ちっく バッグ&雑貨の*PUKU*(ぷく)のバッグデザイナーのゆうもでした!
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〈自己紹介〉
*PUKU*バッグデザイナー yuumo(ゆうも)森 祐子 神奈川県在住。猫好きです、愛猫はカノン。
*PUKU*(プク)は、猫やうさぎなどの動物の絵柄のモチーフの付いた、使いやすく高級感あるバッグや雑貨を販売しているブランドです♪
「乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ&雑貨」をコンセプトに、バッグと雑貨を制作・販売。思い出の小道や黄昏時、猫を拾った帰り道、野の花で作った花冠。そんな乙女ココロを大切にしたい女性のために、バッグデザイナーyuumoが1点ずつ銅版画で描き、ロマンチックな絵本みたいなバッグや雑貨を作りました。本革、着物の古布、上質なインポート生地、手染めしたシルクなどを贅沢な素材を使い、セピア色の風合いにこだわっています。
布花もお勉強していまして、最近はオリジナルの銅版画と布花を組み合わせて、布花コサージュなども作ってます。
ライブに行くのが大好きです!好きなミュージシャンは小沢健二、スピッツ、フジファブリック、クリープハイプなどなど。