仲良し猫とスズランの銅版画の制作を開始!

2017-03-06 | Posted in Illustration, 銅版画Comments Closed 

こんばんは、乙女ココロ 浪漫ちっく バッグ&雑貨の*PUKU*(ぷく)のバッグデザイナーのゆうもです。

 

今日、地元の税務署に確定申告書類の提出をしてきました。
これで昨年からの宿題が完了!
身も心も軽く本年度に入れます♪

確定申告、フリーのイラストレーターになってからだと、20年間やっています。
ネットでも郵送での提出でもいいのですが、毎年税務署に行ってます。

税務署だとチェックもしてもらえるので、ちょっと怪しいところをご相談させていただいたり。
今年は一瞬でチェックが終わりました。

待ち時間は1時間以上、チェックは1分未満。
来年からは郵送にしようかな…。

 

でも毎年バスで40分かけて税務署に行って、長時間待たさせれてから提出完了してスッキリするのもお約束というか。
恒例行事になってるしなあ。

これはこれで楽しい季節の行事って感じでもあります。

 

銅版画の新作を作り始めました!

昨年の個展以来、なかなか銅版画の制作が出来てなかったのですが。
ようやく新作の銅版画を作り始めました!

今回はこんな感じの仲良しの猫さんたち。

私はラフは色鉛筆で描きます。
使っている紙は「PMパッド」です。
Tooの製品です。

今回ご紹介したラフは、実は2年ぐらい前に描きました。
その後銅版画にしようと思いつつ、時間がなくてそのまま放置。

すっかり描いたことも忘れてました…。

今回改めて見て、なかなか悪くないわ〜 と思って採用を決定しました。

 

まずはモノクロコピー(90パーセントぐらい)してから鉛筆でトレッシングペーパーに写します。
この写真では、上がトレペで写したもの、下がコピーです。
ちょっと絵柄が変わりましたね。
これが2年間の時の流れなのかも。

 

そしてこのトレペに写した絵をグランド(防蝕剤)をかけた銅版に転写するのですが。
その前に銅版を磨きます。

「ピカール」という金属磨きをウェスに付けて銅版面がピカピカになるまで磨きます。

磨けたらグランドを流し引きして、それから版面を蝋燭の煤で黒く燻して(テーパーをかける)から、プレス機で転写します。

 

転写が終わったところ。
全くわからないと思いますが、黒い銅版に鉛筆のラインが転写されております…。

 

それから針のように尖った「ニードル」で燻した黒い面を削り取って描きます。
線が薄いオレンジ色に見えるのは、銅の色が出ている(むき出しになっている)からです。

よく「力を入れて削るの?」と聞かれるのですが、こうやってニードルでグランドを削りながら描いているときには、力はほとんどいりません。
すっと削れます。

この後は腐蝕液(塩化第二鉄)に浸して線を腐蝕します。

 

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〈自己紹介〉

*PUKU*バッグデザイナー yuumo(ゆうも)森 祐子 神奈川県在住。猫好きです、愛猫はカノン。

*PUKU*(プク)は、猫やうさぎなどの動物の絵柄のモチーフの付いた、使いやすく高級感あるバッグや雑貨を販売しているブランドです♪

「乙女ココロ 浪漫ちっくバッグ&雑貨」をコンセプトに、バッグと雑貨を制作・販売。思い出の小道や黄昏時、猫を拾った帰り道、野の花で作った花冠。そんな乙女ココロを大切にしたい女性のために、バッグデザイナーyuumoが1点ずつ銅版画で描き、ロマンチックな絵本みたいなバッグや雑貨を作りました。本革、着物の古布、上質なインポート生地、手染めしたシルクなどを贅沢な素材を使い、セピア色の風合いにこだわっています。
布花もお勉強していまして、最近はオリジナルの銅版画と布花を組み合わせて、布花コサージュなども作ってます。


ライブに行くのが大好きです!好きなミュージシャンは小沢健二、スピッツ、フジファブリック、クリープハイプなどなど。


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